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ソウルで新潟県産品PRイベント 「麒麟山」試飲、「玉川堂」実演も

ソウルで新潟県産品PRイベント 「麒麟山」試飲、「玉川堂」実演も

鎚起の技法を実演

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 ソウル市中区の「旬彩百舌」で11月7日、新潟の伝統文化を伝えるPRイベント「新潟フェア」が開かれ、韓国のバイヤー、記者、ブロガーらでにぎわってきた。

「麒麟山酒造」の漆原典和さん

 韓国での新潟県産品の販路拡大を狙って開かれた同イベント。冒頭、新潟県知事政策局国際課政策企画員の山田一之さんは、ものづくりが盛んな新潟県をアピール。伝統を受け継ぎながらも新たな試みに意欲的に取り組む企業と共に、「韓国にはまだあまり知られていな新潟の魅力を広めたい」と、新潟県産品の認知度向上に対する意欲を見せた。

 イベントでは、「玉川堂」「麒麟山酒造」の2社が、自社商品の紹介とものづくりへのこだわりを紹介。「玉川堂」は、世界有数の金属加工産地である燕三条市で、200年にわたり国内で唯一「鎚起銅器(ついきどうき)」と呼ばれる伝統工芸品を継承する。番頭の山田立さんは、1枚の薄い銅板を金槌(かなづち)でたたきながら形状を作っていくという鎚起銅器の工程や、月日の経過と共につやや味わいを増す銅器の魅力を解説。同社専務の玉川洋基さんが、鎚起の技法を実演すると、リズミカルに打ち鳴らされる金属音に会場からは歓声が上がった。その後は参加者が鎚起を体験する時間も設けられ、会場の雰囲気もさらに和やかになった。

 続いて、「麒麟山酒造」の取締役営業部長の漆原典和さんが登壇。創業150年以上の歴史を持つ同社は、麒麟山や阿賀野川、常浪川に囲まれた豊かな自然環境の中、伝統の辛口日本酒にこだわり酒造りを続ける。この日は、「麒麟山 伝統辛口」「麒麟山 純米大吟醸ブルーボトル」「麒麟山 大吟醸生酒ホワイトボトル」の試飲会が開かれ、参加者らは「百舌」の日本料理を味わいながら、3種の飲み比べを楽しんだ。

 漆原さんは参加者を前に、水資源保護を目的に近隣の山々の森林再生活動を積極的に取り組んでいることをアピール。1995年に地元農家と共に「奥阿賀酒米研究会」を立ち上げ、2011年には社内に酒米作りを専門とする「アグリ事業部」を設立したことなど、酒米の品質向上に向けた同社の取り組みについては参加者からの関心も高く、漆原さんの言葉を熱心にメモする参加者の姿も目を引いた。

 新潟県ソウル事務所所長の阿部哲也さんは「新潟県は『ものづくり』にこだわりを持つ企業が多く、品質の高い商品を生み出しているが、韓国では残念ながらそれが知られていない」とし、「日本で人気の高い『麒麟山』の日本酒と、新潟を代表する伝統工芸品『玉山堂』の講演と実現を通して、今日は新潟をさらに理解してもらえる機会になっただろう」と話した。

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